なんと2022年3月から在留カードの延長申請がオンラインでできるようになった!のだが、一筋縄ではいかなかったので皆様に情報を共有させて頂きたいと思います。
流れとしては在留申請オンラインシステムにマイナンバーカードで利用者情報登録。承認メールを経てオンライン申請。
流れだけ書くと非常にスムーズな感じですが、そうでもないです。いろんなトラップあります。
まずこのオンラインでの更新申請を行うにあたり、以下のアイテムを用意できないと確信をしているのであれば、もうオンライン申請は諦めて下さい。
申請に必要なアイテムリスト
- マイナンバーカード
- ICカードリーダー (私が購入したのは1700円くらい)
- Windows PC (Macは駄目)
- .jpで終わるメールアドレス (Gmailは駄目)
なかなかツッコミどころ満載のリストだと思いませんか?特にWindows PCとGmailが駄目という部分には流石日本だなぁと感心すらしました。
オンライン申請を推奨したいのか、したくないのか疑問です。そもそも外国人で.jpで終わるメールアドレス持ってる人っているんですかね?絶対に少数派だとおもうのですが、よくこのようなシステムでオッケーしたなと疑問ばかりです。
と文句ばかり言ってても何も進まないので、とにかく無心でオンライン申請を進めるだけです。みなさんも余計な疑問は持たずに進めましょう。いらついたらこのコメント欄にでも記載して下さい。笑
日本人配偶者(私)が用意した書類リスト
- 1年間の納税証明書 【6:30〜23:00】
- 戸籍謄本(全部事項証明書) 【9:00〜17:00】
- 配偶者(日本人)の世帯全員の記載のある住民票の写し 【6:30〜23:00】
上記書類リストは配偶者がマイナンバーカードを所有していれば、コンビニで取得可能です。ただし気をつけて頂きたい事として、24時間いつでも取得可能というわけではないということです。
一応上記リストの右に取得可能時間を明記しておきます。この時間は地域によって変わるのかもしれませんので、緊急の場合はご自身でお調べすることをおすすめさせて頂きます。
とりあえず平日の9:00〜17:00でコンビニに行くことをおすすめします。
台湾人妻が用意したアイテムリスト
- 在留期間更新許可申請書
- 身元保証書
- パスポート
- 在留カード
妻が用意したリストと私が用意したリストをPDFにし、必ず10MB以内で一纏めにして下さい。
我々が躓いた箇所と解決策
普通こういうオンライン申請とか登録っていうのはユーザーが間違えないように導線や、配慮をするものなので、直感的にできるようにするもんなのですが、このシステムだけは違いますね。
正直最悪です。日本人の私にとっても難しいと感じたので、外国人がこれをクリアするのは相当難しいと思います。
むしろオンライン申請できないようにするのが目的なのかもしれませんね。
以下に私が躓いたポイントを纏めましたので、もし申請に躓いた場合は参考にして下さい。
JPKI利用者ソフト
今回マイナンバーカードを使いオンライン申請を行うにあたり、JPKI利用者ソフトをダウンロードしなければならいのですが、ダウンロードしても全然使えない!
カードを読み込んでいる感じはあるんですが、ページが進まない!
結局、ブラウザ版の利用者クライアントソフト(Edge/Chromeブラウザ利用版)のダウンロードで解決しました。Chromeの拡張機能の方でダウンロードしなければダメです。
なんとわかりにくことでしょう。
まあ正直よく読めば書いてあるっちゃあるんですが、あんまり考えないでダウンロード進めると行き詰まります。
Gmailが使えない
上記問題をクリアして、在留申請の登録を進めていくと、メールアドレスの登録の箇所があります。特に何も考えずにいつも使用しているGmailを登録をしたわけですが、これがダメだった。
本来なら登録完了後に登録したメールアドレスにパスワードを登録するためのメールが届くのですが、これがいくら待っても届かない。
一応Gmailのドメイン受信もいじってみて、再度トライしてみましたが、やっぱりダメ。
最初から登録し直そうと思っても、既に登録済みですと表示されメールアドレス変更できず。
結果的に、在留管理情報部門に電話し、メールアドレスを変更してもらい解決しました。
在留管理情報部門の電話番号:03−5363−3030
対応してくれた方は非常に感じの良い方でした。
やはりこの間違いは多いみたいですぐにご対応頂けました。
ヤフージャパンのメールアドレスをとりあえず取得しておくことをオススメします。
まとめ
コロナにより日本の行政もオンラインでの申請を急いだのか、かなり粗雑なシステムを採用したようで、おそらくカスタマーセンターの仕事が増えていることでしょう。
ないよりはあったほうが良いけどももう少し改善されるといいですね。
妻の在留カードも次は3年が取れることを期待しています。